教会の中で最も大切にされているもののひとつは、毎週日曜日の礼拝です。週の始めに、まず神を見上げ、聖書を通して神のみ声を聴き、一週間の歩みをスタートするのです。
 私たちの教会の礼拝は、毎週日曜日午前10時からと、夕拝として午後7時からの2回行っています。礼拝では、心温まる賛美が歌われ、祈りがささげられ、心静かに聖書のみことば、その解き明かしである説教を聴きます。初めはわからないこともあるかと思いますが、必ず何か心に感じることがあると思います。神の恵みがその人のうちに及んでいくからです。
 入場は無料ですが、教会員は感謝のささげものとして献金を致します。(教会に来られ間もない方、意味のわからない方など、強制は致しておりません。)
 
 当教会での礼拝式の式次第は以下の通りです。時間は、午前の礼拝は1時間10分ほど、夕拝(夜)はプログラムの一部が割愛されるため1時間以内です。
 式次第は、毎週「週報」に印刷され、出席者全員に配布されます。式次第は、ほぼ以下の通りです。  
前奏 オルガン・ピアノの流れる中、心静かに神を待ち望み、心の備えをします。
招詞 礼拝への神の招きの言葉が、聖書の中から読まれます。
賛美 神をたたえる賛美をオルガンやピアノの伴奏のもとで、一同で賛美します。
主の祈り 主イエス・キリストが教えられた祈りを会衆一同でささげます。「週報」の中に印刷されています。
使徒信条 歴代の教会の中で告白されてきた信仰の告白文です。これを一同で告白します。これも「週報」に印刷されています。
交読 神をたたえる詩篇(旧約聖書の中のひとつの書)から1篇ずつを選び、司式者と会衆とが交互に1節ずつ読みます。
祈祷 教会員の中の代表者が、神への感謝、この礼拝のためになど、祈りをささげます。会衆の方は、黙祷の姿勢で心をあわせます。最後に「アーメン」と唱和しますが、これは「本当です」「その通りです」という意味のヘブライ語です。
証 し 信仰生活の体験談を、教会員の有志がします。神への信仰告白としての意味も持っています。(第二礼拝のみ)
賛美 第一礼拝では、讃美歌や聖歌を、第二礼拝ではプロジェクター(文字をスクリーンに映す装置)で歌詞を映し、一同で賛美します。よく知られた讃美歌の他に、新しい讃美歌であるワーシップ曲の中からも曲が選ばれます。
聖書朗読 牧師が、主にその日の説教がなされる聖書の箇所を読みます。
説教 牧師が聖書の言葉をわかりやすく会衆に解き明かします。それを通し、神様の御心を知らされます。神の言葉を通し、生きる力、慰め、平安が与えられることでしょう。
聖餐 既に洗礼を受けた人が、パンとぶどう液を食すことを通し、主イエス・キリストの十字架の救いのみわざを記念します。毎月一回、第一日曜日に行います。
賛美 再度、神をたたえる賛美をオルガンやピアノの伴奏のもとで、一同で賛美します。
献金 神に対する献身と感謝の現れとしてささげものをします。あくまで自由ですので、その意味を理解された方がおささげくだされば幸いです。
感謝祈祷 会衆の代表者が、礼拝と献金の感謝の祈りをささげます。
頌栄 三位一体の神をたたえる短い讃美歌が毎回選ばれ、会衆一同で賛美します。
祝祷 会衆に三位一体の神よりの祝福があるようにと、牧師が短い祈りをします。
後奏 伴奏者が短い曲を演奏します。受けた恵みを心静かに思い起こします。
 
 私たちの教会の礼拝で用いている聖書は、日本聖書協会発行の「口語訳聖書」を用いていましたが、2005年1月より、同発行の「新共同訳聖書」に変更になりました。賛美集は、日本基督教団出版局の「讃美歌21」のほか、日本福音連盟の「聖歌」を用いていましたが、これも2006年より「新聖歌」に変更しました。それからワーシップソングも少しずつ用いています。お持ちでない方のために、受付で貸し出ししています。
 初めはわからないこともあるかと思いますが、ぜひしばらく続けて通ってみてください。必ず何か心に得るものがあると思います。また神の恵みがその人のうちに及んでいくでしょう。
 無理に信仰を押しつけたりはいたしませんので、お気軽にお出かけください。